PISA学力世界トップレベル!現地生まれ育ちのフィンランド人にフィンランドの教育を聞いてみた!
みなさんこんにちは!
兵庫県の公立高校で英語の非常勤講師をしていますレゴです!
気温があがり地獄のような毎日ですがみなさん元気に過ごしていますか?
私は先週は暑い中ポニーと戯れていました。(笑)
みなさん暑さには気を付けてくださいね!
今回は海外教育インタビュー第二弾です!
sakigakepioneer.hatenablog.com(詳細説明)
sakigakepioneer.hatenablog.com(第一弾)
1.今回のインタビュイー
日本留学中に一緒の寮に住んでいたフィンランド人のニコラスです!
日本に来た時にはもう日本語がめっちゃうまくてびっくりしていました。
現在はスポンジ素材のふきんを制作・販売している企業ではたらいているようです。
そんなニコラスがどのような教育を受けてきたのかを聞いてみました!
2.フィンランドの教育
フィンランドの教育のイメージとして
・宿題がない
・テストがない
・授業時間が短い
・休暇期間が長い
などがあると思います。
実際に以下の記事でも
up-to-you.meフィンランドの学校では、なんと16歳になるまでテストがありません。学力で子ども同士の差を付けないため、学力レベル別クラスも存在しません。
のように書いてあります。
実際にフィンランド人はテストを受けなかったり、宿題がなかったのでしょうか?
それではインタビュー内容に入っていこうと思います!
3.インタビュー内容
小学校時代
彼は幼稚園児の時にすでに勉強を始めていたようで、英語ではもうすでにアルファベットは読めて、算数では簡単な計算ならもうできていたようです。
彼のように幼稚園児時代からすでに勉強している子も多いようで、小学校のはじめの時
期は勉強内容が分かりすぎて暇だったようです。
1、2年生時代は学校は午前中に終わり、その後はベビーシッターの人と遊んでいたのだとか。
宿題も実際に少なくて、ほとんどしていなかったようです。
4年生からは国語にフィンランド語だけではなく、スウェーデン語も追加されるようです!
ですがスウェーデン人は英語を話せるので、わざわざスウェーデン語を話せる必要がないので学ぶモチベーションがある人が少ないとのことでした。
日本でいう、英語を日本で使う必要がないから英語を勉強する必要がないというのと同じような感覚ですね!
高校時代
ニコラスは高校では日本でいう専門学校のような高校に行っていたようでした。
なので5教科を満遍なく勉強していたというよりは、社会に出てから実際に使えるような、エンジニアの授業などを履修していたようです!
4.一番良かった先生
彼のがいちばん好きだった先生は数学とパソコンの先生だったみたいです。
授業では教科書の内容だけではなく、先生自身の話や、生徒が次にしたほうがいいことなどをつたえていたようです。
そのためは生徒とは信頼関係を作れており、生徒を授業中によくいじっても嫌われずにみんな笑っていたようでした。
実際に高校で先生をしていますが、ずっと授業!って感じだとどうしても生徒は寝てしまったりしてしまいますが、経験談とかを話すと生徒は興味を持って話してくれます。
授業内でメリハリは大事ですが、生徒の集中力をキープするために経験談を話すことはいいと思います!
5.フィンランド教育の良かったところ
彼はフィンランドの教育に関してはバランスが良いと述べていました。
成績が低かったり、授業に集中できない生徒がいれば別室に移動して、その子のペースに合わせた授業をしているようです。
そうすることで、基本的には誰も落ちこぼれることがなく教育を受けられるようです。
また、授業サイズも1つのクラスごとに15~20人程度だったようです。(現在はもう少し増えているといっていました。)
1人1人に合わせた教育が、別室での勉強やクラスサイズの小ささからできているのかなとニコラスとのインタビューを通して感じました!
日本では習熟度別ではないクラスでは40人のサイズのクラスがほとんどなので、一人一人に合わせて授業をすることが絶対にできません。
日本も一人一人に合った教育ができるようにAIの進歩、教育システムの改善がキーとなってきますね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
レゴ