英語教育改革の方向性が向後秀明さんの話で明確に見えた。中学校編 Cambridge Day Osaka 英語科教員セミナー
みなさんこんにちは!
兵庫県の高校で英語の非常勤講師をしているレゴです!
今回の記事は前回に続き、英語教育改革の方向性についての記事です!
sakigakepioneer.hatenablog.com前回の記事
前回は小学校の英語教育改革について書きましたが、今回は中学校•高校編です。
こんな人におすすめ
・中学校・高校英語教員志望の人
・中学校・高校英語教員の人
・中学校・高校英語教育に興味のある人
それではいきましょう!
1.中学校・高校の英語教育
前回と少しかぶりますが、小学校教員が必要な知識・技能は覚えているでしょうか?
中高の先生にはまた別で求められる指導技術、専門知識、英語力があります。
どんな技術?知識?となった方は下のリンクを参考にしてください。
1-1 英語でのインタクション(ティーチャー・トークを含む)
ここの問題点は、英語力の低い先生が、無理に英語だけで授業をしてしまい、意味の分からない状況になってしまうということです。
難しい英語を多用するのではなく、生徒が理解できるclassroom Englishの使用、適度に日本語のサポートを入れて補いましょう。
そもそもコミュニケーションの苦手な人は...
英語の先生になんでなったのかを振り返りましょう。
1-2. 教科用図書を利用した授業
向後さんは文部科学省で勤務しているからこそ上層部の人の意見も知っています。
そのうえで、向後さん、文部科学省が認めていることは、
教科用図書では、学習指導要領の目標に達成しない。
ということです。
これを聞いた時は、「へ~そうなんか。」
とはならずに、「まあ学校の教科書使って、上の人が考えた目標なんか達成できひんのはなんとなくわかってたわ。」
と言う感じでした。
では、なぜ国の教育のトップの文部科学省は目標を達成できない教科書を使い続けるのでしょうか?
実際、目標を達成できる言語最強教科書はある。
向後さんはその教科書を使っているようですが、他の全国の学校でも使えるかどうか文部科学省に言ったところ、
「これ有名な大学の、有名な教授の名前書いてないね。売れないな~。却下。」
となったようです。
学生の力をつけるよりはお金を優先するんかい!と感じました(笑)
1-3 パフォーマン評価を含む5つの領域の総合的な評価
ここで一番分からないと話していたのは「平常点」という評価基準。
みなさんは「平常点」とはなにかご存知ですか?
なんとなく意味は分かりますが、生徒の授業態度、ノートチェック、宿題から「この子は5点かな(10点中)」と明確に決めるのは難しい…
結局平常点はなんとなくでつけている先生も多いのではないでしょうか?
1-4 英語ができれば…
これに対しては明確な答えは正直ありません。
もしかしたら可能性が広がるかもね、と言うものになってしょうがない。
しかしこれからの社会を生きていく子供たちの可能性は英語によって大きく広がるというように英語の先生は言えるようになる必要がある。
だからこそ児童・生徒が自らの力で未来を切り拓いていくサポートを教員がしないといけないとの話でした。
これは本当にそうで、僕は英語を使って高校教員、ラグビーチームの通訳。
他の外大の動機は海外のテーマパークで勤務、外資の会社でバリバリ英語を使って働いでいる。
英語が出来ることで何をすることができるのかは生徒自身に考えさせることが大事。
この記事では、中高の英語教育のコアカリキュラムの問題・課題点について書きました。
次の記事では、現在中高生は英語をどう思っているのか、データで見る中高生の英語力、中高の英語の授業をこれからどう行うのか。
を書いていこうと思います!
P.S
英語教育交流会vol2 11/17(土曜日)13:45〜17で行います!
教員志望、現役教員、現役ALTを読んで意見交換をするので英語教育に興味のある方は是非!
ちなみに初回の交流会は大変高い満足度で参加していただきました!
参加連絡待ってます!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
レゴ