教育実習生に聞いた!実際、教育実習ってどない?? Part1
みなさんこんばんは!
兵庫県の公立高校で英語の非常勤講師をしています、レゴと申します!
今日クラス替えがあったのですが、生徒に英語ではなく体育の先生と思われていました。笑
自分は一発で英語の先生と思われたことがありません。笑
本題に戻りますが、本校での教育実習は2週間が過ぎ、早い子は既に教育実習を終えて、明日から大学生活に戻ります。
そんな教育実習終わりの実習生に実際に教育実習はどうだったのか?についてインタビューしてみました!
この記事を読んでいるあなたは
・来年教育実習を控えているからどんなのか知りたい!
・教育実習生、来年から持つんだけど、どうゆう気持ちできてるか知りたい!
・教育実習生って教育実習に対してどう思ってるん?
・教育実習どんなんやったっけ〜思い出したい!
のような考えを持っているのではないでしょうか?
この記事では実際に教育実習を終えたばかりの実習生にインタビューして教育実習の実際を語ってもらいました!
これから教育実習を抱えるあなた、もう教育実習を終えたあなた、教育実習をして数年が経ったあなた、みなさんに楽しんでもらえると幸いです。
目次
教育実習で楽しかったこと
教育実習で辛かったこと
教育実習からの学び、気づき
教師になりたいと思った理由
・教育実習で楽しかったこと
Iさん-教育実習の最後の日ということもあって、生徒から「先生もう終わりなん
〜」、「もっといてほしい!」と言われたことが嬉しかった!
こんなこと言われると嬉しいですよね。
自分も教育実習の最終日は手紙や、お菓子をもらえてめっちゃ嬉しい気持ちになったし、楽しかったです。
Hさん-授業中、休み時間、期間巡視の時に生徒と一緒に話した時は楽しかった!
担当の先生がいない時は、自分の素が生徒の前でだせて、生徒と距離が近くなったと感じた!
自分の経験上、昼休みの時に一緒にご飯と食べると生徒との距離を縮めやすいのでオススメです!
担当の先生が居るとやっぱりちょっと緊張しますよね。
自分も担当の先生がいない時の方が生徒と話しやすかったです。笑
教育実習は辛いイメージが多いですが、実際やってみると学びがめっちゃ多いし、楽しいですよ!
・教育実習で辛かったこと
先程は実習中に楽しかったことを書きましたが、次は辛かったことです。
Iさん-小学校でも1ヶ月の実習をしていましたが、そのときは生徒からわーーー!と近づかれ、すぐに距離を近づけることができました。でも、高校の実習では、生徒から話しかけてくることはあまりなく、初めは信頼関係を作ることが難しかったです。
ですが、自分から声を掛けるようにすることで、少しずつ信頼関係を作っていくことが
できました。
生徒との信頼関係づくりはめっちゃ大事!信頼関係がないと授業を聞いてくれなかったりするけど、信頼関係があったら授業があまり上手くなくても生徒はしっかり見てくれてたりします。
みなさんも教育実習中、教師になったときは生徒の信頼関係を構築するために積極的に声をかけましょう!
Hさん-肉体的にめっちゃ辛かったです。毎日睡眠時間が2時間くらいでした。笑
授業準備に時間を追われていて、毎日パワポ(スライド20枚くらい)作ってました。その分板書計画とかはしなくてすみましたけどね!
私は教育実習で3年生の4クラスを担当したのですが、とあるクラスは、生徒が寝てる、勉強のレベルが低く感じ退屈そうにしている、ほかの生徒はいつも騒いでいるというものでした。
そこのクラスでは初めは戸惑いましたが、騒いでいる子とは仲良くなり、勉強の出来る子には演習プリントを渡して対応しました。
いやいや睡眠時間毎日2時間って笑
自分も教育実習中は朝の8時前に学校に行って、夜の9時頃に帰ってきていました。その後に次の日の授業準備をしていましたが、毎日5時間は寝ていました。
みなさんも教育実習では睡眠時間が短くなる毎日を過ごすと思いますが、そうしないで済むように早め早めの準備を大学などでしておきましょう!
・教育実習からの学び、気づき
教育実習ではわからないことなどが多すぎて、終わったあとには学びが大変多い期間になります。ここでは教育実習からの学び、気づきを聞いてみました。
Iさん-小学校は一つのクラスの担当をします。なので授業はいつも一発勝負。うまくいかなかった場合は同じ内容のものは来年にするのですぐに修正することができません。
ですが、高校では何個もクラスを担当し、クラスが変われば生徒は変わりますが、同じ内容を教えるので、授業がうまくいかなかった場合、違うクラスで修正した授業をする事ができるという気づきがありました。
この日々授業を改善したい!という環境から自分の向上心を高めることができました!
日々授業を良くしたいという気持ち、めっちゃ尊敬できるし、めっちゃいいと思います!
先生の鏡の言葉を聞きました。
彼女は正規の先生になるために教員採用試験を受けるみたいなので、向上心を持って合格のために頑張って欲しいものです。
Hさん-教育実習から学んだことは先生から言われたことで、「妥協が必要」ということでした。
私は専門が化学なのですが、正規の先生になると物理、生物などの専門外の教科も教える必要があります。そのための準備を全力で行うと、毎日睡眠時間が教育実習の時みたいに2時間くらいになってしまいます。教育実習は2週間だからまだいいですが、何年も毎日2時間睡眠ではやっていけません。
私は非常勤講師という形で教師をしているので、教科指導に専念することができます。しかし、正規の先生、常勤講師になると、授業のほかに、担任、会議、補修、小テスト作成・採点、生徒指導などの仕事も発生するので授業だけに専念することは難しくなります(新卒は特に!)。
どの仕事もそうですが、優先順位を決めて、自分がすべきことをしましょう!
自分は7つの習慣という本をよく読むのですが、そこに書いてあることは、下の写真に書いてある第二領域の優先順位タイプになることが重要ということです。
出典 https://blog.goo.ne.jp/yamaguchikenn/e/2efea929c32640b38092c44c00b48c0b
7つの習慣を読んでいる方はどのように習慣を変えたかをぜひ教えてください!
コメント待ってます!
・教師になりたいと思った理由
最後にインタビューした教育実習生に何で教師になりたいと思ったのか、について聞いてみました!
Iさん‐もともと自分は勉強を教えることが好きでした。自分の家の近所には小さい子供が多く、その経緯で今の大学では小学校コースに入り小学校の先生になるつもりでした。
しかし、小学校の教育実習で、自分の専門じゃない、理科、算数、国語を教えることが大変で、小学校の先生は難しいと感じました。
大学のゼミでは英語を専門としていたのですが、その時には英語の魅力を再認識。英語の先生を目指したいと思いました。
中学校の先生は、客観的に見てめちゃくちゃいそがしそうだったので、選びませんでした。
高校では自分のロールモデルとなる先生にであい、その先生は生徒と一緒に笑い、喜び、時には一緒に泣いてくれました。この先生との出会いが高校を選んだ大きな理由です。
もともと小学校の先生を志望していたのに、年齢も価値観などが違う高校にしようとしたことに驚きました。やっぱり実際現場に入ってみないと、何をしたいかなんて見えないですよね。
やりたいことがわからない問題が日本の中学、高校、大学の生徒・学生にあると思いますが、彼女のような先生から生徒の夢や目標を作っていって欲しいです!
Hさん‐自分は学校のわちゃわちゃした雰囲気が好きでした。特にイベントごとが大好きで、体育大会や文化祭は自分から積極的に動いていました。
高校の卒業をするちょっと前から、もうイベントに参加することはないのか...と感じると何か寂しいものがありました。
自分が先生になってまた生徒と一緒に良いイベントをしていきたいと思ったことが教師を目指したきっかけでした。
高校生活が楽しかったから先生になる。先生になっても生徒と一緒に楽しんでいいクラスを作っていくんだろうな、と話を聴いていて感じました。
先生をしていて感じるのは、生徒の成長も多いですが、自分の成長も大変大きいということです。
お互いに楽しんで、成長しあう関係を作っていって欲しいです!
・まとめ
みなさんどうでしたか?
教育実習生に実際インタビューして、自分が去年教育実習生だったことを思い出しました。
教育実習は辛いことも多かったですが、生徒やほかの教師、教育実習生から学ぶことが多く、大変良い経験でした。
これから教育実習が終盤になる人、来年教育実習がある人、教育実習生を持つ人、みなさんに何か学びがあったら嬉しいです。
感じた事、思ったこと、思い出したこと、などみなさんの意見をコメントで聞かせてください!
p.s.
来週は3週間の教育実習をしている人にインタビューをしてみたいと思います。楽しみにしておいてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
レゴ