非常勤講師って実際どうなん?? 自分が非常勤講師になった理由。 Part2
From 兵庫県の自宅から
こんにちは!
兵庫県で非常勤講師をしているレゴです!
先週からうちの高校は教育実習生が来ており、同期の人が増えたようで嬉しいです。
教育実習生時代の自分(生徒からお菓子で作ったリュックと手紙をいただきました😁)
母校での教育実習がもう1年前とは...時の流れの速さを最近よく感じます。
今回は前回の記事の続きになります。
sakigakepioneer.hatenablog.com前回の記事をまだ読んでいない方は是非一度読んでみてください!
今回の記事は
1.講師不足についての意見
最近広島や愛媛の学校で講師を確保することができず、1ヵ月受験を控えた3年生を含めた生徒が授業を受けることができなかったという記事がありました。
自分の学校では、講師は不足していませんが、不足していない学校で働いている非常勤講師として意見を述べたいと思います。
自分は週14時間の勤務で学校に来ていますが、少ない人は週に1~3時間などの人もいます。
ほかの学校と掛け持ちで働いているようですが、1つの授業のために何十分、数時間をかけて通勤するのは講師として負担があるのではないかと感じます。
業務については、自分は違いますが、非常勤講師でも部活の顧問、生徒指導をする人もいるようで...講師が不足している地域なら人材が少ないことからよりその傾向があるのではないかと思います。(顧問をしても給料が入らないのでボランティアになります。)
部活の顧問は好きな分野ならいいと思いますが、自分の興味のない分野では辛いのではないかと思います。
やはり正規教員と比べると、講師は待遇の悪さがあることから講師が集まらなかったのではないか?と私は思います。
先生が集まらず、生徒が授業に受けられない、そのせいで夏冬休みが補習でつぶれてしまう、受験でほか学校の生徒と差が出てしまうなどの問題がでてしまうと、生徒が本当にかわいそうです。
自分が考えた解決策としては、動画を活用するということです。今働いている高校で英語文法の授業の内容を動画に撮っていてそれをアップロードしている方がいます。動画で残していることで、もし講師が不足していても、反転授業という形で生徒は学ぶことができるのではないかと思います。
勉強不足で県の教育委員会がどのように講師不足問題に取り組んでいるかは詳しくはありませんが、問題解決に向けて頑張ってほしいと思います。
勉強不足で、講師不足問題についてはあまり詳しくありません。
講師不足問題について何か意見を持っている人はコメントお願いします!いろんな人のいろんな意見を知りたいです!
2.自分が非常勤講師になった理由。
①教師を目指すことにしたきっかけ
非常勤講師になった理由の前に、そもそもなぜ自分が教職を履修して教員の道を歩むことにした理由を書きたいと思います。
正直自分は大学に入る前からまったく教師になりたいとは思っていませんでした。
教師軸になったのは高校生に遡る……
高3の時に担任の先生と母との3者面談の時に、「将来何したいん?どんな大学に行きたいん?」と先生に何度も質問され、悩んだ挙句「教員?とかですかね...?」と言った瞬間とんとん拍子で、教育学部がある大学、英語の教員免許が取れる大学を勧められ教師を軸に受験をすることになりました。
私は小中高の時に「この先生のお陰で自分は変われた!」、「この先生めちゃくちゃ良いやん!!」(ラグビー部の顧問の先生は尊敬していますが、タイプが違いすぎて目指す対象にはなりませんでした。)みたいな状況になったことがありませんでした。
特になりたい先生に実際会ったことがなかったので、大学受験の際に教育大学を受けるとなっていましたが、あまりそこに向けてコミットできませんでした。
センター試験で思った点数が取れず、地方の北海道教育大学、宮崎公立大学を受けましたが、現地に着いた際特に宮崎は自分には田舎過ぎて関西の大学に行きたいという意識が強まりました。(笑)
❛❛ 北海道教育大学
出典: http://satou-geshuku.com/kankyo-html/
❜❜
❛❛宮崎公立大学
出典: https://www.52school.com/basic_information_1703/
❜❜
最終的に、教職を履修でき、また留学の制度が整っていることで自分のすることの幅が広がると感じた関西外国語大学を受験し合格したので、入学することにしました。
❛❛関西外国語大学
出典:
http://www.kansaigaidai.ac.jp/
❜❜
外大の入学後は、自分の将来したいことを見つけるために行動しまくっていました。
1年生の時は留学生とペアになって「King and Queen」というイベントに文化祭で参加(当日ペアの留学生が来ず、日本人がペアに笑)
「英語力を伸ばしたい!」、「成長したい!」、「留学に向けて海外から来ている人と交流したい!」という気持ちが強かったので、1年目から留学生用の寮で寮長を始めました。
他にもいろいろ活動をしましたが、また違う記事で詳しく書きたいと思います。
少し脱線しましたが、教師を目指すきっかけは、教職の授業をきっかけに「教師とは?」、「自分はどんな先生になりたいのか?」という問いが自分の中に生まれ、考えだしたからです。
振り返ってみると、中学校の1年生の時期には、自分は勉強、人間関係、部活、すべて上手くいっていませんでした。
成績は下から30番台くらい(英語が一番苦手でした!)、部活は先輩が嫌いで夏休みは1か月近くさぼる(近くのゲーセンで時間を潰していました笑)、またクラスではいじめを受けていました。(今では体は大きいけど、中学生の時は結構小さいほうでした。)
毎日勉強がわからない、クラスメイト(いじめっこ)に会いたくない、部活に行きたくないということから、学校に行くのが憂鬱でしたが、親に迷惑をかけたくないという点から学校に行き続けていました。
このような経験がありましたが、自分は今では勉強は好き、いじめが大嫌い、人と話すのが好きな人になりました。
どのように中学生から今のように変わったのか?その経緯もまた違う記事で書きたいと思います。
このような経験から、自分は勉強が好きな人が増えてほしい、いじめの数を無くしたい。いじめの解決法を見つけたい、クラスメイト間の円滑な交流を増やしたい。それができる先生になりたいと思うようになりました。
結論、自分のような生徒がもう生まれないようにしたいということから先生としてのキャリアを考え始めるようにしました。
②非常勤講師になった理由
私は2018年4月から非常勤講師として高校で勤務しています。
講師をしている周りの友達を見ていても、基本的に常勤講師をしている人が多いと思います。
そこで、友達の中で非常勤講師をしている人は、「教員採用試験合格のために、勉強時間がほしいから!」、「授業に専念したいから!」などいろいろ意見があると思います。
自分が非常勤講師になって理由は上の理由とも被っている点がありますが、違います。
非常勤講師をすることを決めた理由とは...
空き時間を自分が将来したいことに割きたかったからです。
自分が将来的にしたいことは、「英語を通して人の価値観やできることの幅を増やしてほしい。」というものです。
自分は中学から今までずっと学校で英語を勉強していましたが、クラス内で英語を話す・聞くという機会がほとんどありませんでした。
英語の授業でネイティブっぽい発音をしたら確実に馬鹿にされる。(笑いが起きることは好きでしたが。)
このような日本の英語の授業の風潮が好きではありませんでした。
しかし、大学では英語を英語らしく話しても誰も馬鹿にしないし、それどころかお互いに助け合うという環境。
私はその環境で英語力を高めることができ、それによって留学生との交流、留学先の学生との交流を通して今まで考えてもみなかったことや、考え、価値観に触れることができました。
この経験から、私は「もっと多くの人に英語ができるようになって、視野を広くしてほしい!」と思うようになりました。
私は上に書いた「英語を通して人の価値観やできることの幅を増やしてほしい。」というビジョンを叶えるために
英語教員の英語力・教科指導力の向上、そのための育成が必要だと考えています。
なので、自分は今は英語力や教科指導力はまだまだで、向上の余地がありますが、将来的には英語教員の指導をしたいと考えているため、今は教科指導に力を入れるため非常勤講師をしています。
また空き時間には英語の勉強、将来英語教員育成のための組織を作るための組織構築力、集客、PR方法などを「起業就活」、「途上国交流会」のイベントを運営。
(起業就活)
就活で圧勝したい方はこちらのイベントに是非参加を!
(途上国交流会)
留学、海外旅行に興味があるからはこちらを!!
英語教員の育成のビジョンは現段階の仮説なので、違うより良いビジョンが生まれたら変わっていきます。
ですが、今はこのビジョン達成に向けて突っ走っていきたいと思います!
長くなりましたが、講師不足について、自分が非常勤講師になった理由を書いてみました。
皆さんはなぜ教師を目指していますか?
教師になったきかっけはなんですか?
実際教師をしてみてどうですか?
みなさんがどのようにして教師になろうと決めたのかを聞きたいので、是非コメント待っています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
レゴ